支部だより・会員だよりに中部支部の『るるぶ鮎サロン』の紹介を掲載しましたのでご覧下さい

中部支部「るるぶ鮎サロン」は2011年6月岐阜地区ゆかりの6名で発足した女性だけの小さな親睦会です。

「るるぶ」は皆様ご存じ旅行誌るるぶから郷土を「見る・食べる・遊ぶ・」また私達が長良川を泳ぐ鮎のようにしなやか?でピチピチ??として健康な仲間たちということで「鮎」、気軽に集う親睦会にと「サロン」。『るるぶ鮎サロン』と名付けました。今も少し仕事をしている人や趣味三昧の人そして介護中などそれぞれ多忙のなか、できる限り全員参加が目標です。

発足時はハイキングや近県への1泊旅行など年間4回から6回の活動でしたが、最近は(岐阜ゆかりの)「円空を訪ねて」、「小さな鉄道」、「地域の祭り」昨年度は「岐阜の七福神めぐり」とテーマに沿った内容で郷土岐阜の再発見を楽しんでいます。

過去を振り返り一部をご紹介します。
① 円 空
美濃の国で生まれた円空作の「円空仏」は岐阜県内に約1300体残るとのこと。県内各地の「円空館」では貴重な円空仏を間近に拝見できます。生誕の地・郡上市美並町粥川地区(自然いっぱいのこの地区は「鰻を食べない村」として知られます。伝説により鰻は神聖な生き物で捕獲食用禁止。大切にされ大量に生息。「鰻の群生地」として大正時代に国の天然記念物に指定されています。今も地区外でも食べないそう)の「美並ふるさと館」、他に「洞戸円空館」「関市円空館」そして晩年を過ごした「弥勒寺跡」即身仏となった「入定塚」などを訪ねました。

② 鉄 道
世界的鉄道デザイナー水戸岡鋭治氏デザインの長良川鉄道(旧越美南線)の新型車両「ながら」に乗車。車内では沿線の食材を使った和風イタリアンのお食事を楽しみ、白山信仰の中心的神社の一つ「長滝白山神社」に参拝。また秋には恵那発の明知鉄道でキノコ料理を楽しみました。また近鉄「しまかぜ」で名古屋から賢島へ。G7の食事会場となった志摩観光ホテルのレストランでランチ、内宮にお参りしました。

③ 祭 り
城下町大垣に初夏の訪れを告げる「大垣まつり」を鑑賞。13両の軕が城下町を巡行する華麗な大垣まつりは360年余りの伝統を誇り、平成28年「山・鉾・屋台行事」として京都祇園祭、高山祭などと共にユネスコ無形文化遺産に登録されています。秋には美濃市の「ひんここ祭り」を鑑賞しました。

④ 岐阜の七福神
岐阜市・各務原市に点在する七福神を順番に参拝。最終回では御朱印の色紙が満願となりました。

⑤今年は舟あそびがテーマです
岐阜市に唯一残る渡し舟「小紅(おべに)の渡し」に乗船しました。この渡しは遊覧船ではなく県道の一部として利用されています(無料)。対岸には「鏡島弘法」があり「弘法様の日」には渡し船の利用者も多いそうです。片道5~6分の乗船ですがライフジャケットを着け船頭さんのお話を聞きながら川面からの金華山や鳥の囀、川辺の景色を満喫しました。

当サロン現在は7名での活動です。各回必ず少し贅沢なランチがお決まり。勤務の年次は重ならなくても同じブロック・支店に在籍し共通の話題ばかり。皆、経年劣化?したものの楽しく面白い思い出話でお喋りしていると現役時代そのままです。
今後もBOB会女性会員の増強とるるぶ鮎の増員に向け努力しようと話し合っています。

皆様どうぞ岐阜へ。【文章作成:平野由紀子さん、写真提供:里見幸恵さん】