「東海道を歩く」健脚で完歩 関東支部 山口彰

昭和40年JTBに入社、後年JR東海ツアーズ、JTBトラベランドと勤務し、62歳で退職。その後は秘湯巡り、ハーモニカ、家庭菜園などの趣味の他、BOB会の行事に参加し、楽しんでいます。
 一昨年3月にスタートしたBOB会「東海道を歩く」に参加した時は、健康健脚が何よりと思いました。東京日本橋から箱根関所跡まで、春秋12回2年間で歩くという企画です。旧道の本陣跡や名所名跡を訪ね、ひたすらテクテク歩き、最後は「天下の嶮」箱根路へ。
これからが大変でした。何個所もある石畳は急坂で足場は悪く、しかもいつも雨。傘をさし、紅葉を楽しむどころではありません。しかし、古人が草鞋で歩いたことを思えばなんのその。甘酒茶屋で温まった後もさらに石畳。そして元箱根から杉並木を歩き、箱根関所跡に到着。24里(約101㎞)を完歩しました。とにかく雨の日が多い東海道歩きでしたが、束の間見えた大きな虹、霧の箱根路、美味しい昼食など、楽しい旅でした。
 これからも健康第一。人生、背筋を伸ばして歩いて行こう!と思っています