北海道の囲碁の活動歴史は長く、筆者の入社した(1978年)には既にクラブとして10年以上の活動歴はあったようです。1990年代からは世話人不在のため休止状態でした。2005年頃、筆者とYさん、Nさんが相談して再開となりました。最初は社内にOB会の部屋があり、そこを拠点として細々と営んでいましたが、仲間が10人位になり、また、会社の方針の変化もあり、社内の使用ができなくなりました。碁会の開催に苦慮していたなか、幹事のYさんのつてで近くの喫茶店の女主人にお願いすると、集客促進の観点もあり、快く受け入れていただきました。全国の皆さんが場所の確保に御苦労されていることはよくお聞きしておりますので、好運であったと思います。私達は参加した人は必ず、飲み物を1杯以上注文するようお願いしております。もうかれこれ10年余り継続しております。

 活動は、数年前までは2ヶ月に1回例会を開催していましたが、そのうち月1回になり、現在は毎週土曜日(祝日関係なく)に集まって烏鷺を競っています。会員は有段者12名、級位者10名の計22名が現状で、たまに初心者が数名加わることもあります。毎週土曜日の通常の会でも8~10名、例会(奇数月開催)には12~18名の盛況となっております。
  年間行事としては、7月の納涼例会(会の終了後に大通りのビアーガーデンに繰り出す)、1月の新年例会(飲み食いしながらの正月気分の例会)、3月の昇段昇級例会(一定の厳しい内容の成績を残した人が昇段昇級する)を実施しております。
 会の特徴は、①皆、仲が良いこと ②マナー違反は気軽に注意できる ③上位者が低位者に熱心に指導対局をする ④自由参加の飲み会で囲碁談義をすることでしょうか。

 誘えば、まだまだ会員が増えるのでしょうが、スペースに限界があり、この程度で打ち止めの感があります。人によっては、打ち足らずに、他の曜日に示し合わせて打っている光景も目にします。
 ゆくゆくは、レベルアップを図り、何らかの大会に参加して、力試しもしてみたいと考えております。これほどの内容の深いゲームはないと、皆口を揃えて言っておりますし、老後のボケ防止にも最適であると感じています。

 最上の趣味であると自負していますので、全国の仲間が増えることを切望いたします。文責 宝田