今でこそ東京は 23 区部が中心で、人口も約 7 割の人が居住していますが、古においては多摩東部が栄えていました。多摩川の水流が武蔵野台地を削り、幾層かの段丘と、ハケとかママと呼ばれる崖線を生み、崖線に湧き出る豊富な湧水と多摩川からの河川水が人々の暮らしを支えてきました。新緑の中、国立市の南部を中心に歩き、美しい自然と歴史を楽しんできました。