支部たより・会員たよりに 関東支部 大塚謙太さんの「退職後の平凡な日々と地元紹介」が掲載されました

私は4年前に、小田原湯本カントリークラブを退職し、年金生活者となりました。JTB時代を含め、いい先輩・同僚に恵まれた現役生活でした。
 BOB会の仕事に専念できると思った矢先、心臓を患い、半年間の闘病生活を送りました。回復してからは、リハビリを兼ね、ウォーキング三昧の日々を送っています。基礎疾患を持つ身としては、コロナが最大の敵なので、人気のない所を歩いています。
 その中でも、今回皆様にご紹介したいのは、地元小田原の「総構(そうがまえ)」探索コースです。
「総構」とは、小田原北条氏が豊臣秀吉との合戦に備え、小田原城とその城下町を囲って築いた、全長9㎞に及ぶ大規模な堀と土塁による要塞ですが、今は所々にその一部が残るのみです。歴史と自然が融合した壮大で〝映える〞歴史遺構です。何回か散策していますが、小田原駅発着で約2時間のこのコースは、改めて歴史を見直す良いきっかけとなり、皆様にも紹介した次第です。
 コースのハイライトは駅の隣に昨年オープンした商業施設「ミナカ小田原」14階にある屋上庭園からの展望です。右に真鶴岬、伊豆半島を望み、前に相模湾、遠くに伊豆大島。左に三浦半島そして房総半島。背には箱根の山々、丹沢山が一望できて、足湯もあります。
駅連絡の3階より14階直通のエレベーターがあり、1階〜3階は西湘グルメの名店が出店し、お土産も購入できます。ぜひ小田原にお越しの際はお楽しみください。
 湘南倶楽部世話人会のお手伝いをしていますが、コロナで2年間行事を中止しています。早く収束し、今までどおりに行事を計画し、参加される方々との触れ合いができるよう、しっかり体調管理をしていきたいと思っています。

右端が筆者(真鶴半島にて)