関東支部から「関東支部報12月号」が掲載されました
京葉倶楽部報告 「義民・佐倉惣五郎旧宅を訪ねて」
10月25日、曇りの天候の中、20名の参加者は京成本線を出発。佐倉惣五郎の菩提寺・宗吾霊堂(東勝寺)へ向かいました。
参拝の後、本堂裏手にある博物館「宗吾御一代記念館」を見学。惣五郎は本名木内惣五郎という下総国佐倉藩公津村の名主で、重税・暴政に苦しむ領民救済のため、禁じられていた直訴を4代将軍家綱公に決行。領民は苦しみから救われましたが、惣五郎は承応2年(1653年)に宗吾霊堂のある場所で、家族と共に処刑されました。館内には、直訴から処刑に至るまでの波乱にとんだ宗吾様の生涯が等身大の蝋人形66体13場面で再現され、皆さん真剣、神妙に館員の説明に聞き入っていました。
その後、歩道のない田舎道2㎞余りを歩いて宗吾旧宅へ。築400年の生家の土間で17代当主(JTBOGの木内克子さん)より惣五郎が我が国の代表的な義民になっていく経緯・背景など詳細な説明を受けました。
宗吾旧宅を後に、コミュニティーバスに乗車して昼食会場のある公津の杜へ。普段は空いているバスが超満員で、途中乗車の方に席を譲りながら20分余りで到着。台湾料理のコースを堪能しながら、次回の予定などに花を咲かせて解散となりました。 (山崎 記)
会員だより 「汗まみれ泥まみれの日々」 ときわ路 宮嵜 眞二
60歳の誕生日に定年退職して早10年。退職後は水戸観光協会、地元役場の観光課、地元アウトレットの案内所と、各個所で大変お世話になりました。
今は旅行に関係のない農家の真似事をしています。農業は旅行と違い、天気と相談しながら楽しんでいます。今年は、「栗拾いが先か、芋掘りが先か」と悩みながらやっていると、ジャンボオクラが種採り用になってしまったり、菊芋が畑一面になったり、ヤーコンが草だらけになったり、りんごの木が毛虫に食われてしまったりしています。
昨年はサツマイモとニンニクを作りすぎて、サツマイモ20㎏のコンテナ10箱を孫の通っている幼稚園に、同じく20㎏のコンテナ10箱を地元の福祉団体に、残りは親戚兄弟に送る程でした。
今は、干し芋を作っています。ニンニク、玉ねぎの苗付けの時期なのですが、素人農家には手に負えないので、ニンニクは昨年の残りを使いますが、玉ねぎは苗を200本程買ってくるしかありません。さらに、今春「さし木」したブルーベリー、無花果(いちじく)、まゆみなどで庭が植木鉢だらけです。素人農家といえども苗木を作ったり植え付けをする時は、旅行計画と同じように作業工程計画を作って行わないと大変ですね。日々、汗まみれ泥まみれになり楽しく頑張っています。
会員だより 「中央自動車道の残像」湘南 岡野早百合
♪トトロ・トトロ。トトロ・トトロ♪ 八ヶ岳に向かう車中、いつも子供達とアニメソングを歌っていました。その中でも「隣のトトロ」が私達家族は大好きでした。
子供達が3歳から12歳になるまで、毎年八ヶ岳スキー場へ行きました。ソリから始まり上級スキーになるまで、何十回も行った八ヶ岳スキー場。お正月もスキー場で過ごし、クリスマスイルミネーション輝く中央自動車道は、私達家族にとって人生の最たる思い出の場所。
子供達が大学院生の時、久しぶりに八ヶ岳スキー場に行き、お正月を過ごしました。幼い時体に染みついたスキーはすぐに上級コースを滑ることができました。子供達が社会人になった今も「隣のトトロ」は胸がキュンとする大好きな曲です。