6月12日、参加者24名(他倶楽部2名)を乗せたバスが、佐原へ向けて久喜駅を出発しました。
 最初の訪問個所、佐原あやめパークは、「あやめ祭り」の期間中。サッパ舟と呼ばれる小舟に乗り、編み笠と絣姿の姉さん船頭のガイドで園内水路を20分程巡りました。水面近くから、ちょうど見頃の花菖蒲や蓮の花を楽しむことができました。
 昼食は「千与福」の和食をいただき、その後〝小江戸〞と呼ばれる佐原市内を散策しました。小野
川沿いの古い町並みは、さすがに江戸情緒たっぷりでした。
 最後は、伊能忠敬記念館を見学。150年前、既に老境に入った55歳から全国を実測して回り、20年近くをかけて完成させた日本地図の正確さに皆感嘆し、案内員の詳細な説明に、忠敬ら測量隊一行の苦労が偲ばれ、改めて感動しました。
 梅雨時期にもかかわらず、天候に恵まれ、花と歴史を満喫する楽しい旅でした。   (酒井 記)