さきたま 秩父札所巡り(第6回)(報告)

 5月15、参加者10名で実施しました。秩父駅から栗尾までバスで50分。今回は31番札所観音院のみの参拝でした。
 まず、バス停から徒歩で20分程の観音茶屋で昼食。古代手打ちそばと名物「鬼ころり膳」(すりおろした山芋とそば粉を練り油で揚げた郷土料理)をいただきました。
茶屋からまた30分程歩き山門へ。両脇に立つ石造りの仁王像が出迎えてくれました。さらに、296段の石段を上ると岩屋に収まった形の観音堂があり、本尊の聖観音菩薩像に参拝しました。右手に鐘楼堂、左手に修験者達が荒行をした清浄の滝があり、滝下には不動明王像が立っています。
 またまた、険しい山道を歩き、東奥ノ院へ向かう途中、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場した畠山重忠が愛馬を休ませたという洞窟で石仏群を見て、そこから本堂に戻り、長い階段を下りました。
今までになく印象深い札所で魅せられましたが、想像以上の厳しさでした。    
                         (針谷 記)

観音院山門にて

●写真キャプション
 観音院山門にて