9月29日、晴天の下、深谷駅に⒙名の参加者が集合。最初に、尾高惇忠生家を訪ねました。渋沢栄一の従兄であり、論語の師でもあった所謂(いわゆる)「教育者」惇忠の話をボランティアガイドさんから聴きました。

 次に、渋沢栄一記念館と旧渋沢邸(中の家)を見学しました。栄一のアンドロイドと映像を組み合わせた『イマーシブシアター』で、故郷の血洗島の思い出や栄一の人となりを改めて勉強しました。

 その後、旧渋沢邸周辺にある清渕の碑、自害した平九郎の石碑、薬師堂、諏訪神社を巡り、「麵屋忠兵衛」にて昼食の郷土料理「煮ぼうとう&とろろご飯」の素朴な味を満喫。そして、深谷で有名な豚肉味噌漬け(信州屋)と翁最中(糸谷製菓店)の買い物を楽しみ、帰途につきました。

 今回の散策で渋沢栄一の生涯やその業績に触れ、栄一が日本の近代化に重要な役割を果たしたことを再認識しました。2024年7月に新1万円札が発行されたら、今日学んだことを再び思い出すことでしょう。最後に、諸々の手配をしていただいた深谷在住の当倶楽部会員の皆様に心より感謝申し上げます。 

旧渋沢邸(中の家)の前にて

                                                             (金子 記)

 

 

 

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旧渋沢邸(中の家)の前にて