またしても雨、薄霧もかかる 11 月 26 日、参加者 47 名（他倶楽部 25 名）が箱根湯本駅から、最後にして最難関の山越えに出発しました。
貸切バスで、前回の終着点畑宿 まで行き、そこから旧街道へ。周囲の紅葉を愛でる間もなく、初っ端から、眼前に迫る西海子坂の石畳。さらに七曲り道、幾重もの石 段が続き、休憩して「箱根八里」を歌い奮起するも、また樫木坂、 猿滑坂が待ち構え、皆雨と汗にまみれヘトヘトになり、かの「甘酒 茶屋」に到着。しばし温かい甘酒で憩いました。そしてまた、白水坂、天ケ石坂の石畳をひたすら上り、ようやく午後１時頃、馬子唄 の碑がある峠にたどり着きました。 その後は元箱根まで下り、４００ 本の杉並木を抜け、ついに箱根関所跡にゴール。やりましたぁ 本陣跡の箱根ホテルでは、安堵感の中でビュッフェランチをゆっくり楽しみました。帰りは再び貸 切バスで湯本駅に戻り、名残を惜しみつつ、３時半頃解散しました。
日本橋〜関所跡間１０１㎞、延べ参加人数６０８名、最高齢 80歳、完歩者７名、雨が降った日８日。 ご参加の皆様、野萩・和田両先達、東京２３倶楽部世話人の方々をはじめ、ご支援いただきました皆々様に深く感謝申し上げます。
（鷲澤 記）
