快晴の11月21日、京急浦賀駅に28名(他倶楽部6名)が集合。案内役のBOB会員、安齊さんの出迎えを受け出発しました。
最初の浦賀レンガドックでは、専任ガイドの案内で3つのグループに分かれ、深さ⒒mのドック底部へ下り、積まれている215万個のレンガや盤(ばん)木(ぎ)を間近に見ることができました。
 郷土資料館、西叶神社を経て浦賀道を進み、最初に黒船に乗り込み、ペリーと折衝に当たった与力の中島三郎助がいた奉行所跡を歩き、鳳凰と松竹梅と鶴亀の鏝(こて)絵(え)が描かれた川間町内会館で「浦賀いなり」のお弁当を食しました。
 食後は、浦賀港引揚記念の碑を見学し、海の道を3組に分かれて渡船で東浦賀地区へ。わずか数分の乗船ですが、穏やかな日和とベタ凪の浦賀水道を楽しみました。幕末に勝海舟が航海前に水垢離(みずごり)をしたと伝えられている井戸がある東叶神社を経て、欄間などの彫刻が見事な東耀(とうよう)稲荷へ歩を進め、浦賀駅に戻りました。コロナ禍後再開第3弾も多くの参加者に恵まれ、中世から幕末、戦後と浦賀の歴史に触れた一日でした。
                                                         (日永 記) 

浦賀レンガドックにて