書道のお勧め

 当同好会は、月2回、火曜コース6名を平山正徑・吉田和子が、水曜コース(入門コース)2名を安田彰が講師として開催しております。2020年はコロナに翻弄される中、平常時は教室でのお稽古を実施しましたが、緊急事態宣言が発出された4月〜6月、1月〜3月は通信教育に切り替え、一年間予定どおりの活動を行うことができました。
 教材は、書道研究書聖会発行の「書聖」を使用し、講師は毎月の課題を段級に合わせてお手本半紙(楷書・草書・隷書)および条幅(草行書20文字)を作成し、手渡しまたは郵送しています。受講生は教材、お手本を参考に書いた作品を提出し、講師の添削を受けた後、さらに書き込み、清書を期日までに届けます。講師は各人、各書体1点を選び、書聖会に送付、次月の「書聖」に結果が掲載されます。また書聖会では、上期・下期昇格試験があり、高段位、高資格取得者が生まれており、目標の「師範」の誕生を楽しみにしています。
 昨年度もホームページ上の開催ではありましたが、作品展に出展しました。毎年参加していて貴重な発表の機会でもあります。火曜コース5名は7年余り毎月課題に取り組み、常に新たな目標に挑戦してきたことから、今回は手本なしで、半切用紙に詩文、字数、書体一切を各人が考え選択した初めての創作作品を出品しました(写真参照)。書は奥が深いですが、最終的には「自分の字を書く」に尽きると考えています。
 お習字はいつでも始められ、いつでも書くことができるので、退屈しのぎには持って来いの趣味であり、また進歩が実感できます。月謝1000円から、教材750円、教室見学OK。 (平山 記)