「小人閑居して不善をなす」と先人は戒めているので、社会との接点を求めるべく2011年、県立シルバー大学校(昔の老人大校)に入学し、2年間を週1回の登校で学びました。一般講義の他、クラブ活動も盛んで、私は吟詠・蕎麦打ち・俳句・太極拳を選び、研鑽しつつ大いに楽しみました。

 吟詠は漢詩を吟ずるばかりではなく、漢詩そのものにも興味が発展します。蕎麦打ちは今でも地域のクラブに所属し、祭りの出店や、施設に出向いての実演・提供等をしてボランティア活動も盛んです。

 当倶楽部の体験蕎麦打ちにも参画しています。俳句・太極拳は、シルバー大OB会での定例会のみならず、バス旅・食事会や地域イベントでの出展・出演も盛んです。

 当倶楽部立ち上げの際は、シルバー大で教わった「絆を大切に」を具現化できたと自負しています。

 また、「アクティブシニアを目指す」ということでは、街道歩きシリーズ・倶楽部の地元を知ろう街歩き・ハイキング・テニスなどに参加し実践しています。「きょうようをもて=今日、用事を持て」とも教わりました。引き籠らずに社会との係わりを持ちなさいということです。今年は喜寿を迎えますが、忙しくも健康的な日々をまだまだ続けます。