4月5日、参加者15名、小雨降る寄居駅を出発。まず、ボランティアガイドの案内で鉢形城址を巡りました。この断崖絶壁の要害を前に数多(あまた)の戦闘が繰り広げられたことを現代の人は現実として信じられないでしょう。今年は桜の開花が遅れましたが、当日は早咲きの氏邦(うじくに)桜(ざくら)(城主の北条氏邦に因んだ愛称)を観ることができ、地上と違った景観に満足しました。
 城址から荒川正喜橋を渡った所には、この辺りの岸辺をこよなく愛した、7代目松本幸四郎の別邸がありました。今は地元の憩いの場、雀宮(すずめのみや)公園になっています。
 長瀞地区では、長瀞駅から宝登山神社に向かう参道の満開の桜並木に皆感動し、最後に長瀞ライン下りを楽しみました。(関根 記)

写真キャプション
氏邦桜前にて
手前をカットして人物大き