23俱楽部

 

6月22日、爽やかな晴天日に、67名(他倶楽部23名)が国立能楽堂に集合。遠方の方々には早めに来ていただき、スムーズに受付ができました。今回はコロナが落ち着いたためか、大盛況の中、最終公演日の午後、脇正面席の設定になり、6~7割が制服姿の中高生、残りは社会人でほぼ満席でした。

 まず、女性能学師による解説を聞き、悲しみを表す仕種(しぐさ)を体験。

 次は狂言『柿山伏』の上演。柿を巡る山伏と柿持主の掛け合いはユーモアが溢れ、楽しめました。

 休憩を挟み、能『安達(あだちが)原(はら)』の上演。これは、安達原の鬼女伝説を基にしています。見るなと言われると、見てしまうのが人間…、山伏の必死の祈祷で鬼女は夜嵐の中に消えますが、前シテの賤女(せんじょ)の糸繰りの様、後シテの恐ろしい鬼女の姿は圧巻でした。皆さん、眼前の字幕も参考に熱心に鑑賞され、楽しまれた様子で、お陰様で充実した鑑賞教室になりました。

 帰りの駅では、国立競技場から引き揚げるラグビーイングランド戦観戦者の大行列に圧倒され、超混みの電車で帰途につきました。お疲れ様でした。
                      (高井 記)