10月18日、参加者23名で霊峰大山を訪ねました。今回は、地元伊勢原市の観光協会に籍を置いていた、当倶楽部世話人の鍛治さんがガイドを務めました。
 雨降山 あめふりやま の異名どおり、大山に着いた途端に雨。そぼ降る中、往時の人々が歩いた旧道に沿い、先導師旅館(宿坊)、参詣講の名称が刻まれた玉垣や板まねき、参拝の前に身を清めた良弁滝等を見学。昔の面影が偲ばれるひと時でした。
 その後、大山阿夫利あふり 神社社務局にて参拝し、能楽殿で能楽に挑戦。大山能は、江戸時代、対立していた神官や僧達の仲を取り持つために幕府が能楽を習わせたことに始まるとのこと。権禰宜さんの講義の後、一同足袋にはき替え能舞台へ。摺り足を習い、おもて (能面)の説明を受け、うたい を聴き、最後は皆で新作能「道灌」を謡いました。 能楽体験でお腹もすき、先導師旅館「上神崎」にて名物豆腐料理を満喫。今風のりんごグラタンなども供され、大好評でした。 そのうち雨も上がり、穏やかな生活と健康を祈りつつ、大山を後にしました。
                                                                  (鷲澤 記)

大山阿夫利神社能楽殿前にて