私の旅行記に関東支部ウラワンさんの「金沢城ライトアップ」が掲載されました

全国旅行支援を利用して久しぶりに金沢に行ってきました。日没から午後9時00分まで、金沢城公園と玉泉院丸庭園がライトアップされると知り、夕食後見に行ってきました。

 

香林坊から少し歩いて鼠多門に向かうと橋と門が夜空に輝いていました。

尾山神社から明治期に失われ140年ぶりに復旧された城内最大規模の木橋「鼠多門橋」を渡り鼠多門をくぐって城内に入りました。

城内に入り玉泉院丸庭園に向かいました。玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭としての性格が強い庭園だったと考えられています。庭園は、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園で、池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形でした。滝と一体となった色紙短冊積石垣などの、意匠性の高い石垣群を庭の構成要素とする、他に類を見ない独創的な庭園であったと考えられています。

休憩所「玉泉庵」に行くと加賀藩代々の藩主たちが愛でた大名庭園を、夕焼けをテーマに気品ある7分間のショーを楽しむことができました。