年と共に聴力が落ちてきます。全体に音が聞こえなくなるだけでなく中高音域の音が聞こえにくくなります。このためテレビのナレーションが聞こえずボリュームを大きくしていませんか。
この問題を簡単に解決する方法があります。それはテレビに外付けスピーカーをつけ、耳の悪い方のそばにおけばよいのです。
いろいろなメーカーの製品があります。接続方式(有線、無縁)、電源方式(有線、充電式)、音質調整機能(中高音域アップ)などの違いで2万円から4千円ほどの幅があります。
私は左耳はかなり悪くほとんど聞こえず、かろうじて右耳は聞こえますが中高音域が弱くなり離れた人の声が聞き取りにくくなっています。このためテレビの音が大きくなりがちです。
そこで有線方式の外付けスピーカー(5400円)を購入し使ってみました。
本体から5mのケーブルが伸びており一方をテレビのイヤフォンジャックに一方を電源のためUSBポートに刺すだけです。そのままだとテレビの本体スピーカーがオフになり手元スピーカだけの音になってしまうので、テレビの音声設定を「本体スピーカー+イヤフォン」に変更します。本体スピーカーを家族が適当と思う音量にセットした上で、手元スピーカーを耳の悪い方の近くに置き、手元スピーカーのボリュームを耳の悪い方がよく聞こえるように音量調節します。
購入したのはaudio-technicaの有線ステレオタイプでしたが、音質は中高音域が強調されテレビのナレーションが大変聞きとりやすくなりました。https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-SP270TV
同社の製品には無線タイプで音質の調節可能な高級タイプもあります。
ソニーなど多くの会社から同種の外付けスピーカーシステムが発売されていますので、ご自分の耳の状態や家族状況などを勘案して適当なものを購入されてはいかがでしょう。