(支部だより6月号に掲載予定)
                                      BOB会関東支部長 金政 初美

  コロナウイルス感染拡大に収束が見えない中、会員の皆様も不安や戸惑いの日々をお過ごしのことと思います。地区の親睦活動も、一部のゴルフを除き中止や延期、同好会活動も停止したままです。とはいえ、人命と社会の存続に関わる問題ですから、まずは我慢をして、感染防止を第一にお一人おひとり健康に充分気を付けお過ごしいただきたいと思います。
BOB会の活動は、当面、支部だよりやHPで情報交流を行いつつ、事態が終息し安心して行動できるようになった暁に、思いっきり活動を再開したいと思います。

 JTBグループが今どうしているのか、皆さんも心配されておられると思います。JTBは現在、お客様や社員の感染防止と安全確保を最優先として対策を講じています。4月14日のニュースリリースなどによると次の通りです。

① 現在、全世界が外務省「危険情報」の「渡航中止勧告」または「不要不急の渡航自粛」となっており、例えばルックは6月30日出発分まで催行中止です。

② 法人事業店舗は在宅勤務に切り替え、店舗ごとに営業日を減らしています。一般店舗は当初、緊急事態宣言対象地域は休業、その他地域は電話営業のみを行っていました。宣言が全国に拡大されてからは、全店舗が当面の間、臨時休業(一部店舗で電話対応を実施)し、旅の予約センターだけが営業を続けています。(注:5月15日現在も同じ)

③ 社員は、テレビ会議やWEBなどを活用し可能な限り在宅勤務をしています。  

 こうした極めて厳しい状況ですが、店舗休業としつつも申し込み済のお客様へ電話対応を行っている社員、慣れない在宅勤務に奮闘する社員、休業中でも来るべき時に備えて自己啓発に勤しむ社員、問い合せ対応が集中しているコールセンター社員など、それぞれの持ち場で頑張っています。 

 また逆境を契機とした新しい取り組みとして、

① 「るるぶ情報版の無料開放

② 自治体などに向けた、「感染拡大防止に向けた当社契約宿泊施設との取り組み
なども行っています。
 私たちは、こうした後輩達に心からエールを送るとともに、社長メッセージにある「この試練の先には間違いなく人々が安心して交流できる時が来る」、その時に、微力ながらも、JTBグループを強力に支援する取り組みを行いたいと思っています。
よろしくお願いします。